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2008.11.04 Tue
第1話 「再会」
 月が神無火山(かむなびやま)の頂に傾くにつれて、辺りはだんだんと静寂を増していた。山道に落ちはじめた枯葉を踏む音だけがサクッサクッと耳に響き、吐く息は白く体の後ろを流れていく。

 待ち合わせの場所まではあと5分程で着くというところで、僕は足を止めた。どうしても、もう一度考えたいことがあった。彼女に会うのは一週間ぶりなのだが、本当の彼女に会うのは2年ぶりなのだ。

 僕たちの住む世界「シャンティカム」では、人々はみな生まれながらに”分魂”を持っている。
”分魂”とは、実体のない「もう一人の自分」――。意識の集合体ともいえる。思考や性格、姿見や発する声など、ほとんどが全く自分と同じものだが、ただ触れることは出来ない。自分の意思で自由自在に操ることが出来、遠くの場所へ分魂を飛ばして色々なことを見聞きすることが出来る。
なぜ、このようなものを持って生まれるのかは解明されていないが、この世界では人である以上これは当たり前のものなのだ。

 一週間前に会ったのは、彼女の分魂だった。

 2年前、近隣の村々を大きな地震が襲い、その混乱の最中、彼女は忽然と姿を消した。被害に遭ってもう死んでしまっていると言う者が大半ではあったが、遺体も発見されず、その行方は誰もわからなかった。僕は何ヶ月も彼女を探し歩いたが、とうとう見つけられないまま1年の月日が過ぎてしまっていた。

 その彼女の分魂がひと月前に僕の前に現れ、今夜あの場所で会うことを懇願してきた。なぜ村を出たのか、どうしても何も言わずに行ったのか、聞きたいことは山ほどあったが、憂いと絶望感をふくんだ消えるような笑顔と、「僕」を呼ぶあの声が完全に思考を停止させ、僕はただ彼女の申し出を聞くことしか出来なかった。

 なぜ「僕」を呼んだのか――。

 あの消えそうな悲しい笑顔を思い出すと、今夜あの場所へ向かうことで、引き返せない何かが待っているような気がした。しかし僕が「僕」である以上、何が起きているのかきちんと確かめなければならない。そしてまた、彼女に戻ってきて欲しかった。胸の奥に潜むその思いが、再び僕の足を動かしはじめた。

 鼻の奥に潜り込むように、金木犀(きんもくせい)の花の香りが辺りに漂い始める。
待ち合わせの場所、僕らの思い出の金木犀の木の下に、秋の冷たい夜風から身をかばうように、肩をすくめた彼女の姿が見えた。
「あれからまだ、一週間しか経ってないのに、随分久しぶりに感じるわ。」

数メートル離れた僕をみつけると、彼女から先に声をかけてきた。

「こうして実体で会うのは2年ぶりだろう? 会えて嬉しいよ、ルリ。」

ルリは、子供の頃からそうしたように軽く握った左手を鼻の上にあてて、フフッと小さく声をたてて笑った。

「やっぱり怒らないのね。 連絡もせずに消えたのに・・・。」

「怒ってるよ。 ただ今は、君に会えて本当に嬉しいんだ。」

僕は歩幅を縮めてゆっくりと歩きながら、ルリに手の届く距離まで来た。ルリは優しくニコッと微笑むと、金木犀の木に向かい手を触れた。

「この木・・・まだここにあったのね。
 村長さんが、邪魔だから抜いてしまおうって言っていたから、もうないのかと思ってたわ。」

「この木は道しるべになるからね。 村のみんなで相談して残すことに決まったんだ。
 ところで、ルリ・・・。 君はこの木が見たくて戻ってきたの?
 いつも大事なことで話をそらすのは、昔から変わらないクセみたいだな。」

少しスネたような言い方をすると、またルリがフフッと笑った。

「あなたが私に、何を言って欲しいのかわかるからよ。
 そのスネた声が聞きたくて、つい意地悪になってしまうの。 ごめんね。」

いたずらな笑顔を向けてそう言いながら、ルリは僕の前に歩みでてそっと僕を抱きしめた。

「私もずっと会いたかったわ。 ヤマト・・・。」

 僕はルリの背中に両腕を回しながら、とてつもない悲しみに襲われていた。
いま目の前にいるルリは、僕の知っているルリでありながら、僕の知らないルリなのだ。語る声も思い出も、なにひとつ違わないのに、たったひとつの違和感が全てを残酷に壊していく。

 一週間前、ルリの”分魂”が現れた日から、その違和感は始まっていた。

 僕の名前は スティード 。 
 彼女の呼ぶ、ヤマトではないのだ――。

 ** 登場人物 **
  スティード・・・物語の主人公
  ルリ・・・スティードの幼馴染
  ヤマト・・・謎の人物の名前

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