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考察・攻略INDEX

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[青雲門] 不思議な歌
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[風流連] 往年の恋
[腐海] 毒物
[腐海] 窮地に陥る
[腐海] 桃花谷の邪気
[腐海] Lv72から発生
[塵界] Lv79から発生
[塵界] Lv83から発生
[塵界] Lv87から発生
[塵界] Lv90から発生

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[全] 天機の巻物
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[河陽城] 文房具
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全てを網羅しているわけではありません。私的メモ書きにつき、誤りは責任負いかねマス(*´・Д・)

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2009.02.09 Mon
第3話「失くしたもの」
 目を開けると、そこは見慣れた自分の部屋だった。
体の上にはきちんと毛布がかけられ、ベッドの傍らにある薪ストーブには火がくべられている。まだ脳が起きずにぼんやりとした気分だったが、ふと窓に目をやると外は暗闇に包まれていて、いまが夜であることはわかった。
いまは何時なんだろう―。

僕は毛布をどけてムクッと起き上がり、ボーっとする頭をポリポリと掻いていたが、すぐにひらめくように大事な事を思い出した。

ミャンおばさん・・・! トゥルク!?

そうだ。昼食を食べようとした時にひどい頭痛に襲われて、僕もトゥルクも床に倒れこんだ。そして、外でも倒れているミャンおばさんが見えた。いったい何があったんだ・・・どうして僕はここで寝ていたんだ・・・。
僕は目が覚めるまえの出来事を思い出し、みんなの安否を確かめるためにベットからでると、部屋の外へ飛び出した。

「トゥルク! ミャンおばさん!」

長屋の廊下を叫びながら、バタバタと走り回った。
しかし、どこからも返事が戻ってこない。それどころか、辺りに人の気配がまったく感じられないのだ。扉から扉をつぎつぎと開けたり叩いたりしたが、この長屋には誰もいないようだった。
誰かいるはずなんだ・・・。 でなければ、僕は自分の部屋で寝ているはずがない。
思い出した昼間の出来事が異常なだけに、誰かの姿を見るまでは安心できなかった。

すると、長屋の玄関の戸がカチャッと開く音が聞こえた。
僕は体を緊張させながら、扉のほうへ目を向けた。

「起きたか。 スティードよ。」

「翁!」

扉を開けて現れたのは、ポロロ村の村長の翁(おきな)だった。
白く豊かなアゴ髭を右手でさすりながら、翁はゆっくりと僕の前へ歩み寄った。その風格と穏やかな表情は、それまで強張っていた僕の体を一瞬で解きほぐしてくれたが、
「翁・・・いったい何が・・・! みんなはどこに!」と問い詰めるように僕は大きな声をだした。

「皆は無事じゃよ。 まぁ、まずは落ち着きなされ。」

翁はそう言いながら居間へ向かうと、食卓テーブルのイスにドサッと座り、僕にもイスに座るようにと目で促した。みんなが無事と聞いてひとまずは安心したが、なにがなんだかサッパリわからず、僕は困惑しながらもまずは翁の話を聞こうと、促されるままおとなしくイスに座った。
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2008.11.28 Fri
第2話 「異変」
 ――1週間前の出来事――

 ルリがいなくなってから、2度目の秋が始まろうとしていた。
 村を囲む水田には、収穫間近の稲穂が風に吹かれてユラユラと頭を泳がせている。村の中心からは、メンコ遊びや石蹴りに夢中の子供たちがケラケラと笑い声をあげている。真昼の日差しが、刈り取りの準備をしている村人の額から、汗を拭わせるほど暖かな日だった。今も昔と変わらない、穏やかな秋の風景が広がる。

 ただ、ルリがいないことをのぞいては――。

 僕の住んでいるこのポロロ村は、人口500人余の小さな村だ。
 この村も2年前の大地震で壊滅的な打撃を受けたが、裏山には広大な森と水資源があり、もともと建築向けの材木業と穀物や野菜といった農業が盛んだったおかげで、震災後すぐにほとんどの家屋は改築され、生活機能はほぼ復旧していた。
 ポロロ村に住む村人のほとんどは、幼い頃から両親がおらず孤児としてこの村にやってきた人ばかりだった。村長の(おきな)が、身寄りのない子供を引き取り育てているという噂が広まり、国中から似たような境遇の人々が集まってきたのがこの村の発端のようだった。それゆえ、皆が互いを思いやる家族のような関係を築いていた。
僕もルリも、物心つく頃にはこの村で暮らしていて、いつも傍にいるお互いの存在や、親代わりとなる村人がたくさん居たおかげで、両親の居ない悲しみなど一度も感じたことはなかった。

ルリが、僕の中でどれほどの存在だったのか。
幼馴染・・・親友・・・恋人・・・。それはとうてい言葉では言い表せられない。
ただ2年前のあの日、彼女が消えた日から、その悲しみは少しも薄れることはなかった。


 僕は水汲みのための桶をコトンッと地面に置くと、川辺の岸に腰を下ろし、ぼんやりと空を眺めながらルリのことを考えていた。今頃はどこでどうしているのか。こうして、いつまでも答えのでない問題を解こうとすることが日課になっていた。

「なにボケッとしてんだよっ スティード!」 ボスッ

背中に軽い痛みが走る。
びっくりして振り向くと、村の大工のトゥルクが、蹴りのポーズをしたままニヤニヤとこっちを見て立っていた。

「水汲み終わったんだろ? 昼飯食いにいこーぜ。」

「痛いよ、トゥルク! 不意打ちはやめろって。」

「いつも不意だらけじゃねーかよっ」

そう言ってトゥルクがケラケラ笑うと、夏に焼けた小麦色の肌のせいで、真っ白い歯だけが妙に浮き出ていた。小柄だが、大工仕事で鍛えた腕の筋肉が頼もしさを感じさせる。トゥルクと僕は年齢も近く、瑠璃とともにこの村で育ってきた幼馴染だ。

「だから、竹刀の稽古もいつもおれに負けっぱなしなんだよ。
 昔は強かったのにな?。 どこ行っちゃったんだ?あのスティード様は?」

ほっとけよ!と言いかけたが、トゥルクは僕の肩をポンポンと2回叩くと、背を向けて遠くの水田に見える稲穂に目をやった。彼なりに、明るく振舞って僕を励ましているつもりなのは、長年の付き合いでよくわかった。彼もまた、深い悲しみに沈む僕を感じとっていたのだろう。

 多くの者は日常の忙しさにルリの存在を忘れたかのように見えるが、この小さな村で起きた失踪事件は村人の心に深く刻まれ、身近な者ほど時折その悲しみをのぞかせる。しかし、いつまでも慰め合うわけにはいかない。いつかはこの悲しみを乗り越えなければならない。そうわかっていても、それは彼女を忘れるということなのだろうか―。

 僕は立ち上がると、水汲みの桶を拾い上げながら「行こう。腹がへった。」とトゥルクの背中越しに声をかけてから歩き出した。


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2008.11.04 Tue
第1話 「再会」
 月が神無火山(かむなびやま)の頂に傾くにつれて、辺りはだんだんと静寂を増していた。山道に落ちはじめた枯葉を踏む音だけがサクッサクッと耳に響き、吐く息は白く体の後ろを流れていく。

 待ち合わせの場所まではあと5分程で着くというところで、僕は足を止めた。どうしても、もう一度考えたいことがあった。彼女に会うのは一週間ぶりなのだが、本当の彼女に会うのは2年ぶりなのだ。

 僕たちの住む世界「シャンティカム」では、人々はみな生まれながらに”分魂”を持っている。
”分魂”とは、実体のない「もう一人の自分」――。意識の集合体ともいえる。思考や性格、姿見や発する声など、ほとんどが全く自分と同じものだが、ただ触れることは出来ない。自分の意思で自由自在に操ることが出来、遠くの場所へ分魂を飛ばして色々なことを見聞きすることが出来る。
なぜ、このようなものを持って生まれるのかは解明されていないが、この世界では人である以上これは当たり前のものなのだ。

 一週間前に会ったのは、彼女の分魂だった。

 2年前、近隣の村々を大きな地震が襲い、その混乱の最中、彼女は忽然と姿を消した。被害に遭ってもう死んでしまっていると言う者が大半ではあったが、遺体も発見されず、その行方は誰もわからなかった。僕は何ヶ月も彼女を探し歩いたが、とうとう見つけられないまま1年の月日が過ぎてしまっていた。

 その彼女の分魂がひと月前に僕の前に現れ、今夜あの場所で会うことを懇願してきた。なぜ村を出たのか、どうしても何も言わずに行ったのか、聞きたいことは山ほどあったが、憂いと絶望感をふくんだ消えるような笑顔と、「僕」を呼ぶあの声が完全に思考を停止させ、僕はただ彼女の申し出を聞くことしか出来なかった。

 なぜ「僕」を呼んだのか――。

 あの消えそうな悲しい笑顔を思い出すと、今夜あの場所へ向かうことで、引き返せない何かが待っているような気がした。しかし僕が「僕」である以上、何が起きているのかきちんと確かめなければならない。そしてまた、彼女に戻ってきて欲しかった。胸の奥に潜むその思いが、再び僕の足を動かしはじめた。

 鼻の奥に潜り込むように、金木犀(きんもくせい)の花の香りが辺りに漂い始める。
待ち合わせの場所、僕らの思い出の金木犀の木の下に、秋の冷たい夜風から身をかばうように、肩をすくめた彼女の姿が見えた。
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2008.11.03 Mon
まえがき
 ”分魂”を持つ人々が暮らす世界――シャンティカム。
 2年前の大地震と恋人の失踪。そして再会。
 スティード と ルリ の間に存在する人物 ”ヤマト” とはいったい誰なのか。
 たどり着いたその答えは、シャンティカムに秘められた全ての謎を解き明かすものだった。


「誅仙花咲くプロジェクト」に賛同して書き出したオリジナル小説です(*^U^)
第一話のみ投稿作品として、第二話以降はブログに掲載予定。

物語なんぞ(妄想癖はあっても)書いたことがなく
文才能力ゼロなので、完結するまでどのくらいかかるか不明ww (むしろ完結するのか?!
適当につらつらと書き綴っていきますので、ヒマ潰しで適当に流してください( ・∀・)b
※批判や添削などのコメントは、泣いちゃいそうなのでご遠慮願いますっ

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